「こころ」では自立に繋げる支援の一つとして「共通言語化」を進めています。言葉の認識を同じにすることでスタッフ、メンバーのストレスが少なくなり互いの負担感も減ると考えています。言葉には伝える、伝わる力があることから共通言語を意味も含めて定めて共有しています。特に自立に必要、メンバーにとって必要な言葉は社長講話として、みんなと学びの時間を作業中に作って共通理解を進めています。
マンダラチャート
マンダラチャートとは、9×9の81マスで構成される目標達成ツールです。 81マスの中心に達成したい「目標」を記入し、周囲のマス目一つ一つに、その目標を達成するために必要な「要素」や「アイデア」を書き出していきます。 最初は思いついたことを記入していきますが、一マスずつ目標達成のために繋がっているか、もっと良い方法やアイデアがないかをスタッフやメンバーと一緒に考え行動に移していきます。今まで漠然とした考えを整理することで、やらなければいけないことが明確になります。更に、1マス毎に目標達成の理由や背景を記入することで本人が納得、理解できるようになり、自立に繋がっていきます。
共感
他人の考え・主張に、全くそうだと感じることや気持ですですが、「こころ」では自立に向けて取り組む姿、苦悩、悩み、困難に立ち向かうメンバーやスタッフの姿勢や姿を「共感」することを大切にしています。感じるだけでなく、実践に向かう気持ちを共有します。
学び
「学び」とは分からないこと、なりたいこと、こうありたい自分になるために探求すること。
意志
「意志」は目標を明確に定め、積極的に取り組む、取り組もうと決めた気持ちです。「意思」を「意志」に変えることが自立への一歩になります。
意思
「意思」は思考です。頭の中で考える、心の中で思っていることです。ぼんやりしたものもあれば、明確な考えや思いもあります。〇〇したいなぁ~、〇〇できたらいいなぁ~などは「意思」になります。『自立』を目指すためには「意思」を「意志」に繋げることから始まります。
悔しい思い
「悔しい思い」を乗り越えた先に「成長」があります。「成長」は自立に繋がる近道です。
社長との交換月記(交換ノート)
作業日報以外に直接社長と直接コミュニケーションが取れる交換ノートです。内容は社長とメンバーだけの秘密になっているがメンバーの許可を取ってスタッフ間で情報を共有する場合もある。作業日報制度が始まってからは提出するメンバー、頻度が減ったため長期休暇にはいる前に自立に向けた取り組みを個々で考えてもらうために宿題ノートとして活用されている。
作業日報
毎日の作業記録やスタッフのコメントへの返信などを毎日記入していただいています。「考える力」を身に付ける訓練にもなっている。また内容はスタッフ間で共有し自立支援のヒントやアイデアに繋がる振り返り日報の意味合いもある。
メモ
「考える力」=「書く力」を身に付けるために、スタッフのコメントだけでなく、気づいたこと、考えていること、思いついたこと、アイデアなどを書き留める。日報のネタ帳。
考える力
課題を見つけ、課題解決のためのプロセス(過程・工程・方法)を選択し、新しい価値を生み出す能力のこと。
共通言語
全員が言葉の意味を共有し理解し、同じ意味を伝えあうこと。
コミュニケーション
言葉のキャッチボールです。相手が受け止めれる言葉で思いやりを持って投げる。また、思いやりを持って受け止めれる言葉を返す。
作業日報
スタッフとコミュニケーションを図るツールです。気づきや思ったことを素直に記入しましょう。
整理整頓(せいりせいとん)
要るものと要らないものを分けて、要らないもんは捨て、要るものは元の場所に戻すこと。
挨拶(あいさつ)
自分の心を開いて相手にせまる。
ありがとう
感謝の気持ちを表す言葉。ありがとうの反対の言葉(対義語)は「あたりまえ」。
3つの約束
「こころ」に入社するときの約束です。自立するために続ける3つの決め事です。
自立
自分の力で生きていくこと。こころでは作業を通じて自立に向けて取り組みます。