皆さんは大切な人や、お世話になっている人に感謝の気持ちを伝えていますか?

皆さんは「感謝」の意味を知っていますか?

感謝(ウィキペディアより)

感謝とは、優しさ、贈り物、手助け、好意、その他の厚情を受けた人物がそれらを施してくれた贈り主に向けて示す、ありがたいという気持ちやその感情を表すポジティブな反応である 。 感謝の経験は歴史的に幾つかの宗教世界の焦点となっている。

つまり、ありがたい思いを「ありがとう」と挨拶することです。前回の講話で挨拶の意味をお伝えしましたが、覚えていますか?覚えていない人は振り返ってください。前回の社長講話:挨拶(あいさつ)

感謝の気持ちも自分の心を開いて相手に近づき伝えてください。

皆さんは、日頃の生活の中で沢山の方々からサポートや支援を頂きながら生きています。自分の生活を振り返って見てみましょう。

・朝起きて朝食を作ってくれるのは誰ですか?
・家の掃除をしているのは誰ですか?
・皆さんの着ていたものを洗濯しているのは誰ですか?
・昼食、夕食を作っているのは誰ですか?
・洗い物をしているのは誰ですか?
・皆さんと一緒に生活している、暮らしている人は誰ですか?
・皆さんの事を心配してくれる人は誰ですか?

自分のために、誰かから何らかの優しさや手助けをいただいていないでしょうか?
それらを感じたときに「ありがとう」を相手に伝えてください。

そして、とても大事なお話をします。
皆さんは今「ありがとう」と伝えてると言われましたが、こころから感謝して伝えていますか?なぜこの質問をしたかというと、日常生活で上記のようなことをしていただいていることが普通で、気づいていないことが良くあります。家族と一緒に暮らしている方は特に気づかない方が多いです。

「ありがとう」の対義語(真逆の言葉)を知っていますか?考えたこともない人もいるかと思います。少し考えてみましょう。

答えを伝えます。
「ありがとう」の対義語(真逆の言葉)は「あたりまえ」です。びっくりされている人もいますが、日頃の生活で誰かがみんなのために、自分のためにしてくれていることが「あたりまえ」になっていませんか?
・ご飯を作るのは〇〇さん!
・家の掃除をするのは〇〇さん!
・私の心配をするのは〇〇さんが勝手にしてるだけ!

と勝手に決めつけていませんか?と勝手に思い込んでいませんか?そのような思いが「あたりまえ」になっていませんか?

「ありがとう」は魔法の言葉です。「ありがとう」は魔法の挨拶です。
皆さんは沢山の方に支えられて今があること、沢山の愛情をうけて「こころ」で働いていることが「あたりまえ」でない事を理解して「感謝」し続けることが自立するために大切なことになります。

 

「ありがとう」を伝えるポイント

・自分のこころを開いて相手に伝える
・「あたりまえ」になっている事に気づくこと
・感謝の気持ちを忘れない